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環境ニュース[国内]

三菱商事、国内最大規模のメガソーラープロジェクトを中電系と愛知県田原市で実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.01.30 【情報源】企業/2013.01.28 発表

 三菱商事は、国内で最大規模となるメガソーラー(大規模太陽光発電)プロジェクトを、中部電力グループで再生可能エネルギー事業を展開するシーテックとともに、愛知県田原市で実施する。同市や、土地を所有する県企業庁とプロジェクトの推進で基本合意した。今夏に建設工事を始め、2014年度中に中部電力への売電を開始する予定となる。
 三菱商事とシーテックは、太陽光発電事業を行う新会社「たはらソーラー合同会社(仮称)」を2月に共同で立ち上げ、愛知県企業庁が田原市の臨海部に所有する土地約98haに、発電出力7万7000kW(77MW)の大規模太陽光発電所を造る。一般家庭2万400世帯の年間消費電力量に相当する8800万kWh(8万8000MWh)の年間発電電力量を想定している。
 総事業費は200億円余りで、約8割は、事業に対する価値を基にしたプロジェクトファイナンスで調達する。太陽光発電所を設ける田原市は、愛知県南部の渥美半島に位置し、温暖な気候を生かした農業や、自動車関連の工業が盛んな地域となっている。全国でも有数の年間日射量と恵まれた風況から、太陽光発電風力発電の開発が進んでいる。
 三菱商事は、自治体や事業パートナーと連携しながら再生可能エネルギー事業を積極的に展開し、現在、計約13万kW(130MW)の大規模太陽光発電事業の開発を推進。2020年までに20万kW(200MW)の達成を目指す。シーテックは三菱商事とのプロジェクトによって、計13万kW(130MW)の大規模太陽光発電事業の開発・運営に関わることになる。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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