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環境ニュース[国内]

帝人、三原事業所の遊休地に自社で初のメガソーラーを建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.02.20 【情報源】企業/2013.02.18 発表

 帝人は、広島県三原市の三原事業所の遊休地に、自社で初めてとなる大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。3月に着工し、7月の完成を予定する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して全量を中国電力に売電する。同市にとっても初めてのメガソーラーになる。
 大規模太陽光発電所は、三原事業所の旧ナイロン製糸工場跡地の約3万7500m2に造る。工場を閉鎖してから遊休地になっていたが、活用を検討した結果、立地条件などから固定価格買い取り制度を利用して太陽光発電事業を行うことにした。7億円を投資して発電能力1990kW(1.99MW)の設備を設置する。
 20年間の平均で、一般家庭約530世帯分の年間電力消費量に相当する年間約290万kWhの発電量を推定し、CO2排出削減量は年間約910tになる。7月に発電を始める。固定価格買い取り制度による売電で収益を確保して三原事業所の競争力を強化すると同時に、再生可能エネルギー普及に貢献することが狙い。
 三原事業所は人工皮革用不織布、タッチパネル基板用導電性フィルム、代替フロン、カーペット用加工糸などを生産。60万6837m2の敷地面積がある。帝人が事業所に太陽光発電設備を導入すること自体も初めてとなる。他の事業所でのメガソーラーは、適した遊休地がないことなどから検討していないという。【帝人(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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