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環境ニュース[国内]

旭硝子、兵庫県赤穂市に大規模太陽光発電所を建設、グループの強化プラP製架台を使用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.26 【情報源】企業/2013.04.23 発表

 旭硝子(AGC)は、兵庫県赤穂市に所有する遊休地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。予定地は海沿いの塩田の跡地のため、さびや腐食の心配がないAGCグループのFRP(繊維強化プラスチック)素材製の架台を使用する。2014年4月に工事を始め、2015年3月の運転開始を予定している。
 メガソーラーは「旭硝子赤穂太陽光発電所」の名称で、約13億円を投資する。約5万1000m2の敷地に発電容量で4200kWの設備を設置し、年間約450万kWhの発電量を見込んでいる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて全量を関西電力に売電する。
 架台に使うFRP素材は「プラアロイ」(商品名)。プラアロイは水回り、電力・通信関連や、耐食が求められる施設などさまざまな用途で利用され、2010年に太陽光発電用の架台を発売した。金属製と違って塩害の影響が予想される土地で特に有利となり、長期間にわたる安定した発電を可能にする。
 AGCが単独で実施する大規模太陽光発電事業の2件目。1件目は、工場の屋根を活用した国内最大級のメガソーラーとして高砂工場(兵庫県高砂市)に設置。約5000kWの発電容量があり、3月に稼働を始めた。自社の薄型強化ガラスを搭載した軽量パネルが特長となる。今回はFRP架台をアピールする。【旭硝子(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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