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環境ニュース[国内]

丸紅、三重・愛知県の木曽岬干拓地に大規模太陽光発電所を建設して発電事業を実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.05.15 【情報源】企業/2013.05.13 発表

 丸紅は、三重県木曽岬町、同県桑名市と愛知県弥富市にまたがる木曽川河口の木曽岬干拓地に、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設して発電事業を行う。両県と事業実施に関する協定書を結んだ。両県が丸紅に約78ha(三重県約62ha、愛知県約16ha)の土地を貸し付ける形となる。7月に着工し、2015年1月に運転を始める。
 丸紅が100%出資して新設する発電所運営会社が手掛ける。発電出力49MW(4万9000kW)分の太陽光パネルを設置し、年間に一般家庭約1万4500世帯分の年間消費電力量に相当する5200万kWhの発電電力量を見込んでいる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用し、完成から20年間、電力会社に売電する。
 三重県と愛知県が、木曽岬干拓地の土地を活用してメガソーラーを設けて発電事業を実施する事業者を募集。2012年10月に企画提案コンペを行い、参加した6社の中から同年11月の選定委員会で丸紅を選んだ。地元で生産される部材・製品の積極活用や、総合商社の強みを生かした地域の中小企業の新事業展開への協力などを評価した。
 丸紅は今後、両県の協力を受けながら事業を進めていく。メガソーラーに関して丸紅はこのほか、出力約82MW(8万2000kW)の大型発電所の建設を大分市の臨海工業地帯で始め、100%子会社で中小水力発電・電力供給事業の三峰川電力が北海道清水町で4カ所計約3MW(3000kW)の案件を開発中。今後も再生可能エネルギー発電を推進する。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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