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環境ニュース[国内]

三井物産、島根県浜田市で開発中の風力発電所にソフトバンクグループと出資

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.12 【情報源】企業/2013.06.10 発表

 三井物産は、島根県浜田市で開発中の風力発電所「ウインドファーム浜田」に、ソフトバンクグループの自然エネルギー事業会社、SBエナジーとともに出資する。開発を進めるクリーンエネルギー発電事業のグリーンパワーインベストメント(東京・港区)から事業を承継する。6月中に建設を始め、2015年度中の運転開始を予定している。
 ウインドファーム浜田は、1基1670kWの風力発電機29基を同市金城町と弥栄町の山中に設置する。出力は計4万8430kW(約48MW)となり、年間で一般家庭2万3600世帯分の年間消費電力量に相当する約8500万kWhの発電電力量を予想する。風力発電所の建設のために新設する建設・保守用道路を地元の造林事業者と共用し、地域に貢献する。
 グリーンパワーインベストメントにはソフトバンク、三菱商事、日本政策投資銀行などが出資している。SBエナジーは大規模太陽光発電所の建設・運営を中心に事業を展開していて、風力発電事業はウインドファーム浜田が初めてとなる。三井物産は日本のほか、カナダ、メキシコ、ポーランド、米国などで風力発電事業に参画している。
 三井物産とSBエナジーは今回、出資に参画することでグリーンパワーインベストメントと合意した。今後、三井物産とSBエナジーが主体となって建設を進め、3社が共同で運営する。3社はウインドファーム浜田以外にも自然エネルギーの普及・拡大に向け、風力発電をはじめとする自然エネルギー発電所の建設・運営を推進する。【三井物産(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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