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環境ニュース[国内]

マイクライメイトなど、エチオピアで小型ソーラー普及の調査、JICAに採択

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2013.08.21 【情報源】企業/2013.08.13 発表

 カーボン・オフセット事業を進めるマイクライメイトジャパンは、自動車・産業用電池大手のGSユアサと共同で独立行政法人国際協力機構JICA)に、エチオピアでの家庭用小型ソーラー電源システムと携帯電話充電システム普及のための事業協力準備調査を提案し、採択された。製品販売ビジネスの確立を目指すとともに、排出枠の実現可能性も調べる。
 最貧国の1つのエチオピアでは、薄暗い灯油ランプに照明を頼っているのが現状で、利用が拡大している携帯電話の充電環境は不十分なままになっている。そのため、同国の未電化地域で小型のソーラー電源システムと、ソーラーパネルを使った携帯電話充電システムを販売する事業を推進する。ニーズを明らかにして現地のパートナーを開拓する。
 小型ソーラー電源システム、携帯電話充電システムともGSユアサの製品となり、小型ソーラー電源システムは、類似品の2倍の明るさがあるLED(発光ダイオード)ライトと、メンテナンスが約2年間不要の電池が特長になっている。携帯電話充電システムは充電ビジネス用の製品で、充電事業を立ち上げることによる貧困層の経済的な自立につなげる。
 未電化地域の生活向上や、化石燃料の消費抑制に伴う住民の健康改善と温室効果ガス削減、雇用促進が期待される。調査は現地のNGO(非政府組織)や大学などと協力して実施する。GSユアサが主体となり、マイクライメイトは、排出枠に関する知識や現地のネットワークを活用し、ビジネス環境や製品市場の調査、事業計画の作成支援などを担当する。【マイクライメイトジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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