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環境ニュース[国内]

清水建設、ユーラスエナジーが青森に計画する国内最大のメガソーラー建設開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.03 【情報源】企業/2013.08.30 発表

 清水建設は、風力・太陽光発電事業を手掛けるユーラスエナジーホールディングスが青森県六ヶ所村に計画する国内最大規模のメガソーラー(大規模太陽光発電所)プラント「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」の建設を8月29日に始めた。14万8000kW(148MW)の設備容量があり、2015年11月の営業運転開始を予定している。
 ユーラスエナジーは豊田通商が60%、東京電力が40%出資している。ユーラスエナジーがユーラス六ヶ所ソーラーパークのために設けた特定目的会社、ユーラス六ヶ所太陽光が清水建設に発注した。六ヶ所村の開発地区内にある約140haと約113haの2カ所計253haの土地を利用する。253haは東京ドーム約50個分に相当する。
 電力系統と連系する容量は11万5000kW(115MW)で、一般家庭約3万8000世帯の消費電力量にあたる電力を供給し、年間約7万tのCO2排出削減効果を見込む。モジュールは2カ所ともシリコン系単結晶太陽電池となり、1カ所に三菱電機製の30万2400枚、もう1カ所にはサンパワー製の21万1200枚の太陽光パネルを取り付ける。
 清水建設は、太陽光パネルの基礎工事、架台・パネル設置、2カ所の発電設備と変電所を結ぶ16kmの地中埋設送電線敷設、2基の変電所設置工事を行う。今回を弾みに、再生可能エネルギー関連施設の受注拡大を進める。ユーラスエナジーは風力発電国内最大手で、太陽光でもこのメガソーラーで国内トップクラスになる。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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