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環境ニュース[海外]

東京都板橋区 緑のカーテン高さ26m 温度を12℃下げる効果

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.07 【情報源】日本/2013.09.06 発表

 ヘチマやゴーヤーを使った緑のカーテンづくりに取り組んでいる東京都板橋区で、区役所本庁舎北館の南側壁面に設置されたカーテンが、9月2日現在で約26mの高さまで成長した。
 省エネ対策として4月20日に北館の3階から8階までの南側壁面に幅約20m、高さ約26mのネットを張り、ヘチマとゴーヤーの苗を植えて育成を開始。この日、ネット最上部への到達を確認した。
 区によると、7月9日にカーテンの表側で温度計が41.5℃を示したとき、裏側では29.5℃となり、温度を12℃下げる効果があったという。区ではエアコン使用の削減で、7〜9月の3カ月間で9839kgの二酸化炭素(CO2)削減効果を見込んでいる。
 区内の緑のカーテンづくりは、2003年に板橋第七小学校の児童らが始め、今年度は小学校52校、中学校23校、保育園41園など計173施設で取り組んでいる。コンクールや見学会、講習会などを通じて普及活動も行い、区民、企業にも広がっている。区では10月末まで緑のカーテンを設置する。小中学校、区施設の育成状況は、区ホームページで公開されている。 施設管理担当部庁舎管理・建設課 TEL03-3579-2082 【東京都板橋区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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