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環境ニュース[国内]

京セラ、滋賀県に県内最大の太陽光発電施設を設置・運営、県の公募で事業者に採択

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.12.18 【情報源】企業/2013.12.16 発表

 京セラは、滋賀県草津市に県内最大の太陽光発電施設を設置して運営する。東京センチュリーリースとの共同出資で太陽光発電による売電を行う京セラTCLソーラー(東京・千代田区)とともに、県の公募で事業者に採択された。琵琶湖の人工島、矢橋帰帆島(やばせきはんとう)の未利用地に自社モジュールを取り付ける。2015年9月の発電開始を予定する。
 矢橋帰帆島に造る太陽光発電所は、約9万9970m2の計画面積に京セラのモジュール約3万4000枚を設置し、容量は約8.3MW(8300kW)となる。年間で、一般家庭2000世帯分の年間電力消費量に相当する約850万kWhの発電電力量を予想している。2014年3月に県と協定を結び、同年8月に工事に着手する。環境学習のための見学用展望台も設ける。
 京セラが全体の企画・立案を手掛け、京セラTCLソーラーが事業運営と、発電設備のリース・ファイナンスを行う。発電所の設計・施工は、京セラとKDDIが出資するエンジニアリング会社の京セラコミュニケーションシステム、太陽光発電システムの機器供給・維持は、太陽光発電システム販売の京セラソーラーコーポレーションが担当する。
 矢橋帰帆島は公有水面埋め立てでできた島で、公園施設が整備されている。今回の太陽光発電事業では、非常用電源や、ソーラー案内板、ソーラー外灯・時計も設置する。滋賀県は、再生可能エネルギーの導入促進など環境負荷低減を進め、10月に矢橋帰帆島の未利用地の有効活用を目的に太陽光発電施設の設置・運営管理事業者を公募した。 【京セラ(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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