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環境ニュース[海外]

日本政策投資銀行、英国で丸紅などが運営する洋上風力発電事業に出資して参画

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.01.08 【情報源】日本/2013.12.27 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、英国で丸紅とデンマークのエネルギー大手、DONGが共同運営する洋上風力発電事業に出資して参画することを決めた。丸紅、DONGと、事業の持ち分の一部を取得することで基本合意した。DBJは洋上風力発電事業への参加を通して今後、国内外の再生可能エネルギー分野での支援体制構築につなげる。
 DBJが参画するのは、英国南東部のエセックス州沖合7kmに位置するガンフリート・サンズ洋上風力発電事業で、3.6MW(3600kW)の風車を48基備え、計172MW(17万2000kW)の発電容量がある。2010年春に稼働を始めた。日本企業が初めて出資参画した洋上風力発電となり、開発・操業のノウハウを得るための重要な案件だという。
 洋上風力発電は、英国を中心に欧州各国で政府の推進政策を背景に急成長し、今後日本でも太陽光発電に続く再生可能エネルギーの柱として導入が検討されている。DBJは日本での拡大を見越し、洋上風力発電分野で先行する英国で丸紅とDONGが手掛けるガンフリート・サンズ事業に参加することで、顧客の取り組みの支援を図る。
 丸紅は新たにDBJをパートナーにして事業を運営し、洋上風力発電事業の一層の強化を目指す。丸紅は現在、世界で設備容量1994MW(199万4000kW)、出資持ち分換算で815MW(81万5000kW)の再生可能エネルギー発電資産を保有している。電力事業では、それぞれ3万3625MW(3362万5000kW)、1万291MW(1029万1000kW)に及ぶ。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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