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環境ニュース[国内]

丸紅、宮城県岩沼市に大規模太陽光発電所を建設して発電事業、市の公募で選定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.04.15 【情報源】企業/2014.04.10 発表

 丸紅は、宮城県岩沼市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)「いわぬま臨空メガソーラー」を建設して発電事業を実施する。2011年3月の東日本大震災で、津波で被災した土地を利用したメガソーラー事業の発電事業者を市が公募し、丸紅が選定された。4月に建設工事に着手し、2015年4月の商業運転開始を予定している。
 100%出資する運営会社を設立して事業を行う。メガソーラーは28.3MW(2万8300kW)の発電出力があり、東北地方最大級となる。一般家庭約8000世帯分の年間消費電力量にあたる年間約2900万kWhの発電電力量を予定し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して20年間売電する。
 震災の津波で被災し、塩害と地盤沈下で農地として利用できなくなった岩沼市内の土地を活用する。市が2012年6月に事業者を募って丸紅を選んだ。農地転地用手続きなど必要な許認可を取得し、地権者と土地の賃貸借契約を結んだ。
 丸紅はメガソーラーに関して現在、大分市の臨海工業地帯で発電出力82MW(8万2000kW)と、単一事業者による1カ所の事業規模で国内最大級になる太陽光発電所を開発している。併せて、三重県木曽岬町、同県桑名市、愛知県弥富市にまたがる干拓地で49MW(4万9000kW)の建設も進めている。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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