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環境ニュース[国内]

積水ハウス、メガソーラー事業に参入、鹿児島で大規模太陽光発電所の建設開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.07.25 【情報源】企業/2013.07.23 発表

 積水ハウスは、メガソーラー(大規模太陽光発電)事業に参入する。鹿児島県湧水町で自社の設計・施工による発電容量25.8MW(2万5800kW)の大規模太陽光発電所の建設を始めた。7月23日に起工式を行った。2014年8月末の完成を予定している。ゴルフ場の跡地に造り、ゴルフ場跡地でのメガソーラーとして国内で最大規模となる。
 建設開始した大規模太陽光発電所は「サンシャインエナジー湧水(仮称)」と呼ぶ。事業面積は約30haあり、現状の地形を生かしながら8万6100枚の太陽光パネルを設置する。92億円の建設費をかける。特定目的会社(SPC)が事業主体になって太陽光発電事業を実施し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて売電する。
 25.8MW(2万5800kW)の容量で年間、一般家庭7900世帯の年間消費電力量に相当する2万8466MWh(2846万6000kWh)の発電電力量を予想する。これによる売電収入は、1kWhあたり40円で試算して年間11億3800万円と見込んでいる。自らメガソーラーを設置することで顧客に太陽光発電システムの利点をアピールし、提案の強化につなげる。
 積水ハウスは全国に5カ所ある工場全てに太陽光発電システムを設置し、4月に稼働させた。5カ所を合わせた発電容量は約6.7MW(6700kW)となり、固定価格買い取り制度を活用して全量を電力会社に売電している。今回、大規模太陽光発電所を建設して事業参入を図り、メガソーラー設計・施工・運用の取り組みを加速させることにした。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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