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環境ニュース[国内]

コカ・コーラ復興支援基金、福島の小学校に太陽光発電システム、助成の29校目

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.05.26 【情報源】企業/2014.05.21 発表

 コカ・コーラ教育・環境財団内のコカ・コーラ復興支援基金は、福島県伊達市の市立保原小学校に太陽光発電システムを設置した。同校が運用を始めた。2011年3月に起きた東日本大震災被災地の福島、岩手、宮城県の学校施設を対象にした助成は、同行で29校目を数える。2015年3月までに、公立小中学校計50校以上で太陽光発電システムの設置を支援する計画だ。
 保原小学校は地域の避難場所に指定され、緊急時も電力供給が必要なことから、太陽光発電システムを提供した。震災の影響を受けた子供たちを支援する意味もある。新校舎の屋根に20kWのシステムを取り付けた。発電電力は、平常時は学校施設内で使い、余剰分は電力会社を通じて地域に供給する。システムを活用した環境教育も実施する。
 コカ・コーラ復興支援基金は、震災被災地復興のための資金拠出を目的に震災直後の2011年3月24日に設立された。支援総額は約25億円で、その中から15億円を拠出し、「公立小中学校へのエコ支援事業」として防災対応機能がある太陽光発電システム(上限20kW)と蓄電池(同16kWh相当)を被災地域の学校に設置する費用を負担している。
 公立小中学校へのエコ支援事業は、第1期の2011年に11校、第2期の2012年に23校を決定し、第3期は20校の予定で2014年2、3月に募った。保原小学校は2期に含まれる。コカ・コーラ復興支援基金はほかに、福島、岩手、宮城県や市町村のニーズに応じた直接支援や、3県の中学・高校生の海外ホームステイ・英語研修プログラムを展開している。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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