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環境ニュース[国内]

ホンダ、超小型EV「MC-β」を使ったカーシェアリング実験をさいたま市で開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2014.09.17 【情報源】企業/2014.09.12 発表

 ホンダは、超小型電気自動車(EV)「MC-β(エムシーベータ)」を使った、乗り捨て可能なワンウエイ型カーシェアリングの社会実験をさいたま市で始める。同市と共同で10月1日〜11月30日に実施し、移動距離が短い都市部での小型電動移動手段の活用方法やニーズを探る。同市大宮区の市営駐車場に運営事務所を設け、9月30日に開所式典を開く。
 国土交通省の「超小型モビリティ導入促進事業」認定プロジェクトで、「超小型EVにサクサク乗ってみませんか?」と名付けた。大宮区の大宮駅周辺に、34カ所のカーステーションを設置し、9台のMC-βを使用する。市民や市内企業の従事者と、同市への来訪者の登録会員を対象にする。利用者は、目的地のカーステーションで乗り捨てできる。
 MC-βは、全長2495mm、全幅1280mm、全高1545mmの超小型ボディーで、床下にバッテリー、後部にモーターやコントローラーなどをコンパクトに収納した。軽自動車より小型の新しい移動手段で、歩くには遠いものの自転車は不便といった近距離に適している。小回りがきき、細い道が多い街中もスムーズに通行する。前後1人ずつ計2人が乗車できる。
 ホンダとさいたま市は、2013年11月にMC-βの社会実験を始め、公用車として市職員の事務連絡に利用する庁内シェアリングや、市民向けの半日から1日程度のモニター貸し出しなどを実施している。今回新たな取り組みでカーシェアリングを展開し、都市部のCO2排出低減や渋滞解消を目的にした小型電動移動手段による新交通システムを検証する。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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