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環境ニュース[国内]

東京ガス、千葉県銚子市の2カ所の風力発電所が発電した電力の購入契約を締結

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.01.21 【情報源】企業/2015.01.19 発表

 東京ガスは、千葉県銚子市にある2カ所の風力発電所が発電した電力を購入する契約を1月19日に結んだ。発電所を運営する風力発電事業会社のくろしお風力発電と契約した。2月以降に購入する。東京ガスが推進する再生可能エネルギーの取り組みの一環で、風力電力の購入にあたり、特定規模電気事業者の登録をした。
 1990kWの設備が1基ある銚子高田町風力発電所と、1990kWを5基備える椎柴(しいしば)風力発電所が発電した電力を全量購入する。出力は計約1万2000kWで、2013年実績の年間発電電力量は合わせて約2600万kWhだった。それぞれ2006年、2009年に運転を始めている。購入期間は、銚子高田町が2015〜2026年、椎柴は2015〜2029年を予定している。
 購入した電力は東京ガス、大阪ガスと、NTT100%子会社で建物・電力設備コンサルティングのNTTファシリティーズが出資する新電力のエネットに販売する。発電量が不安定な風力発電の電力を火力発電で発電した電力で平準化する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて購入するため、特定規模電気事業者に登録した。
 同制度の交付金は電気事業者だけが対象なことから、登録して同制度が活用できるようにした。東京ガスは今回を機に、風力発電をはじめ再生可能エネルギー電力の購入を積極的に推進する。くろしお風力発電は、システム開発・保守の日立パワーソリューションズなど複数企業が出資し、全国で計約8万kWの風力発電所を保有している。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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