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環境ニュース[国内]

パナソニック、住宅用の新「創蓄連携システム」発売、容量向上、使用量は2倍

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.02.17 【情報源】企業/2015.02.12 発表

 パナソニックは、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムを連携させて電力を安定供給する住宅用の新しい「創蓄連携システム」を発売する。3月25日に受注を始める。従来品と比べて蓄電容量が20%向上した。そのため、日常使用できる電力量が約2倍になり、電気の自給自足を支援する。新築だけでなく、リフォームでも追加して設置できる。
 創蓄連携システムは、太陽光発電の電力を蓄電システムに蓄えて利用する仕組みで、電気料金を抑え、停電時にも電力を確保する。蓄電容量5.6kWhの蓄電池ユニットと、連携機能を持つパワーユニットで構成する。容量を従来品の4.65kWhから増やすとともに、放電容量の下限を拡大することで従来品の約2倍の電力量を使用できるようにした。
 低料金の夜間電力で充電して日中の電気は太陽光発電で賄い、蓄えた電力を夕方から夜に使う「経済優先」や、太陽光発電の余剰電力で充電し、買う電気を減らして自給自足を図る「環境優先」などのモードを備える。生活スタイルに合わせて電気が有効に利用できる。既設の太陽光発電システムにも設置可能で、リフォームにも積極提案する。
 停電時は計1.5〜2kWの機器が接続でき、フル充電の状態で太陽光発電が発電していない場合でも約16時間使用できる。発電していると72時間以上使える。蓄電池ユニットは10年間無償保証する。容量5.6kWhの蓄電池ユニット2台の11.2kWhのシステムも展開する。167万円(税別)からで2015年度に年間3000システムの販売を目標にした。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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