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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、インド太陽光発電会社と100MW規模の太陽電池供給契約

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.19 【情報源】企業/2015.03.17 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池製造・販売のソーラーフロンティアは、インド有数の太陽光発電会社、ウェルスパン・リニューアブルズ・エナジーとCIS薄膜太陽電池モジュールの供給契約を結んだ。同モジュールは100MW(10万kW)規模で、同社が同国の複数州で建設を予定している太陽光発電所に納入する。同社は各州政府と電力買い取り契約を締結している。
 ウェルスパン・リニューアブルズ・エナジーはインドで再生可能エネルギーを推進する独立系開発事業者で、発電所の規模と発電量は同国最大という。同国のほぼ全ての州で事業を行い、太陽光発電風力発電を合わせて2015年度内に1GW(1000MW=100万kW)を超える設備の稼働開始を目標にする。ソーラーフロンティアとは以前から協業していた。
 今回、ソーラーフロンティアのサポート体制や、CIS薄膜太陽電池モジュールの品質、発電性能を理由に採用を決めた。インドは再生可能エネルギーの需要が高まり、太陽光の導入が最優先課題だ。政府は2022年までに再生可能エネルギー発電量を175GW(17万5000MW=1億7500万kW)にする計画で、うち100GW(10万MW=1億kW)を太陽光にする。
 ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は高温時の出力ロスが少なく、従来の結晶シリコン系太陽電池に比べて実際の使用環境下で高い発電量が確保できる。そのためインドのような高温の地域で特性を発揮すると見込まれている。主要な海外市場となる同国で有力な太陽光発電会社と連携することで存在感を高め、CIS薄膜太陽電池の拡大を図る。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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