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環境ニュース[国内]

清水建設、岩手県北上市に建設したメガソーラープラントが完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.14 【情報源】企業/2015.04.09 発表

 清水建設が岩手県北上市に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)プラント「北上太陽光発電所」が完成し、4月1日に一部で運転を始めた。稼働範囲は順次拡大する。開所式を4月10日に開いた。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、発電電力の全量を東北電力に売電する。自社で2カ所目のメガソーラーとなる。
 北上太陽光発電所は3.7MW(3700kW)のパネル容量があり、北上南部工業団地内に位置する約6万m2の土地に造った。清水建設が100%出資して設立した発電事業会社の北上太陽光発電が施設を運営する。土地を借りて売電収入を得る枠組みで、3500MWh(350万kWh)の年間発電電力量を見込む。1kWhあたり36円(税別)の価格で売電する。
 長期ビジョンで示したストックマネジメント(施設の有効活用)とサステナビリティ(持続可能性)強化方針に基づく発電事業の一環として開発した。2014年3月に兵庫県赤穂市に完成した清水建設で初のメガソーラー「赤穂太陽光発電所」=パネル容量12MW(1万2000kW)=に続き、長期的に安定した収益をもたらす、と期待している。
 赤穂太陽光発電所と同様、北上太陽光発電所も、気象予測に基づく発電量予測・補正、太陽光パネルの故障モニタリング、カメラでのセキュリティーといった最新のシステムを導入した。清水建設は両発電所をメガソーラープラントのモデルにして受注拡大を目指す。陸上・洋上の風力発電地熱発電などの関連施設の受注活動も進める。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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