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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、パーソナルモビリティーの実用化に向けて企業・生活者と新施策

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.05.11 【情報源】企業/2015.05.07 発表

 トヨタ自動車は、パーソナルモビリティー(個人の移動手段)の本格的な実用化に向け、企業や生活者とともに新たな施策を共同で実施する。自社の超小型電気自動車(EV)「i-ROAD(アイロード)」を使って東京都内で7月から約1年間行う。アイロードを駐車・充電する時の利便性の向上や、魅力を高めるカスタマイズなどについて検討する。
 アイロードは3輪の1人乗り超小型EVで、全長234.5cm、全幅87.0cm、全高145.5cmのバイク並みの本体と、車に近い快適性・安定性を両立させている。時速60kmの最高速度がある。施策では小さなボディーサイズを生かし、スペース貸しを営む企業や商業施設運営会社と狭小スペース、空きスペースを発掘し、専用の駐車スポットとして運用する。
 さらに、家庭用100Vで普通充電できる特長から、駐車スポットで利用可能な電源供給口を探して充電場所にする。カスタマイズでは自分らしいアイロードにできるように3Dプリンターを活用してボディパーツの一部を好みの色や表面加工を施したパーツに交換できるようにする。10台のアイロードを用意し、計100人にそれぞれ1カ月程度貸し出す。
 駐車・充電時の利便性では、実際の使用者から追加・変更などの提案を受けるほか、各企業とともにネットワークの充実を図る。パーツのカスタマイズも同様に企画開発を進め、「OPEN ROAD PROJECT(オープン・ロード・プロジェクト)」と名付けて新たな企業の参画を促す。同プロジェクトの特設サイトで5月7日にモニターの受け付けを始めた。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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