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環境ニュース[国内]

丸紅、参画する英国の洋上風力発電事業が商業運転を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.07.06 【情報源】企業/2015.07.02 発表

 丸紅が出資参画する英国東部沖の「英国ウェスタモスト・ラフ洋上風力発電事業」が6月29日に商業運転を始めた。開所式を7月1日に開いた。25年間にわたって発電事業を実施する。丸紅にとって、同国南東部沖の「英国ガンフリート・サンズ洋上風力発電事業」に続く2件目の洋上風力発電となる。今後も新規案件を発掘する。
 英国ウェスタモスト・ラフ洋上風力発電事業は、デンマークの総合エネルギー大手のドン・エナジー、英国政府が100%出資する再生可能エネルギー支援機関のUKグリーン・インベストメント・バンク(GIB)とともに実施する。ドン・エナジーとの長期売電契約に基づく発電事業で、持ち分比率は丸紅が25%、ドン・エナジーが50%、GIBは25%となる。
 ヨークシャー州の沖合8kmに位置し、ドイツ・シーメンス製の出力6MW(6000kW)の大型風車35基を設置した。計210MW(21万kW)の発電容量がある。発電電力量は英国の15万世帯以上の電力需要にあたる。国際協力銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行とドイツ、フランスの銀行からプロジェクトファイナンスを組成して建設した。
 開所式には政府関係者や銀行、機器メーカーの代表ら計約150人が参加した。丸紅はドン・エナジー、GIBと事業の安定運営を図るとともに新たな案件への参画を目指す。丸紅が参画して操業中の英国ガンフリート・サンズ洋上風力発電事業はエセックス州の沖合7kmで、発電容量は3.6MW(3600kW)の風車48基、計172MW(17万2000kW)を見込む。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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