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環境ニュース[国内]

大和ハウス、一戸建て住宅最上位商品に、省エネを進化させた仕様を設定して販売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.09.09 【情報源】企業/2015.09.04 発表

 大和ハウス工業は、一戸建て住宅の最上位商品「xevo Σ(ジーヴォシグマ)」に省エネを進化させた仕様「xevo Σ Grande(グランデ)」を設定し、9月5日に販売を始めた。断熱性能をさらに高め、将来電力料金が50%上がった場合でも、光熱費の収支がゼロになる。一層開放的な空間を実現する提案や、高級感のある内外装アイテムも加えた。
 ジーヴォシグマは2014年1月に発売した。巨大地震が繰り返されても初期の性能を維持する“エネルギー吸収型耐力壁”や、天井高2m72cm・開口幅最大7m10cmの大空間・大開口が好評で、累計販売棟数は2015年8月に約3000棟に達した。今回、電力価格の上昇に備えた環境性能や大空間の拡大などによって、より満足度を高めるグランデを設定した。
 ジーヴォシグマの断熱仕様は「スタンダード」「ハイクラス」と北海道の「エクストラ」の3種だったが、グランデでハイクラスを上回る「ハイクラスプラス」を加えた。外壁の断熱材の厚みをスタンダードの13.2cmから5.2cm増やして18.4cmにし、断熱性能を示す“外皮平均熱貫流率”を向上させた。これにより2013年省エネ基準で、東北地方北部の基準を上回る値にした。
 太陽光発電システム、家庭用リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)と独自の住宅エネルギー管理システム(HEMS)を組み合わせることで、光熱費が大幅に抑えられる。開放感のある空間提案は、リビングの床を36cm堀り下げて天井高をさらに拡大し、最大3m8cmにする。内外装アイテムは、街並みと調和するオリジナルタイルの外壁仕様などを設定した。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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