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環境ニュース[国内]

オンワード樫山、不要衣料品を回収するキャンペーンを全国の百貨店などで開催

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2015.09.24 【情報源】企業/2015.09.15 発表

 オンワード樫山は、「オンワード・グリーン・キャンペーン」を全国の百貨店・ショッピングセンターで今秋も開催する。自社製の不要になった衣料品を顧客から回収する 。9月16日〜11月30日に、41店で期間を分けて引き取る。回収した衣料から毛布などを生産し、被災地や貧困地区に贈る。リサイクルリユースによる衣料品の循環システム構築を目指す。
 オンワード樫山が「この地球(ほし)を想う。この服をまとう」をコンセプトに掲げて重点施策として推進する環境経営の一環で取り組む。趣旨に賛同する百貨店・ショッピングセンターと共同で展開する。オンワード樫山の紳士、婦人、子供、ゴルフなど幅広い衣料品を店頭で引き取り、その店舗のオンワード樫山ブランドで使用できるクーポン券を配布する。
 クーポン券「オンワードグリーンチケット」は、1点の回収について1080円分を1枚配る。店舗によっては、1点で300ポイント分のオンワード樫山のポイントにあてる。1人15点まで引き取る。キャンペーンは2009年から毎年春と秋に行い、2015年春までの13回で、30万5447人が参加し、165万1501点を回収した。今回は約4万人、20万点を見込んでいる。
 回収衣料は固形燃料にするほかリサイクルして毛布と軍手を作り、世界の被災地に寄贈する。リサイクル毛布の支援は過去7回実施し、世界各地に累計1万9500枚を届けた。8回目の2015年は10月中旬を予定している。まだ使用できる一部の衣料はリユースして収益を環境・社会貢献活動に生かす。これまでの活用比率はリサイクル67%、リユース33%だった。【(株)オンワード樫山】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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