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環境ニュース[国内]

オルビス、山梨の森林再生プロジェクトで従業員が間伐作業実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.10.16 【情報源】企業/2015.10.13 発表

 ポーラ・オルビスグループで化粧品のオルビスは、山梨県甲州市に広がる整備が遅れた森林を里山に再生するプロジェクト「甲州市・オルビスの森」で、従業員のボランティアや関係者らが10月3日に間伐作業を実施した。ヒノキなどを伐採した。社員ボランティアが取り組む森林保全活動のプログラムに、昨年新たに間伐を追加した。
 間伐は、1本1本の木に十分な光や栄養を行き渡らせて森林全体を育むため、混みすぎた立木を一部抜き刈りするメンテナンス作業だ。甲州市・オルビスの森プロジェクトでは昨年から、それまで進めてきた植林や下草刈りに加えて行っている。当日は約70人の従業員と関係者が参加し、ヒノキなど約20本を力を合わせて切り倒した。
 甲州市・オルビスの森は東京ドーム約21個分にあたる広さ約100haの市有林を対象に、オルビスの社員らが2012年から10年間、森林を整備して里山に再生する。この場所はレジャー施設の建設が予定されていた土地で、計画の中止で放置されて荒廃が進んでいた。オルビスは市と整備・保全に向けた協定を2011年に結んだ。
 生物多様性の高い天然林と木材生産を重視した人工林が混在する森をつくり、経済効果をもたらしながら再生を繰り返す森を目指す。2014年までに延べ397人が参加し、ヒノキ、クヌギ、ヤマザクラなど4200本の苗木を植えた。今回の活動では、間伐材で生じる木材の有効利用に関し、間伐材で作った積み木で遊ぶプログラムも体験した。【オルビス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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