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環境ニュース[国内]

日本生命、ユーラスエナジーの風力発電プロジェクトに融資実行

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.03.24 【情報源】企業/2016.03.22 発表

 日本生命は、風力発電プロジェクト「ユーラス河津ウインドファーム」に融資を実行した。同プロジェクトは、再生可能エネルギー発電事業を手掛けるユーラスエナジーホールディングスが100%出資する特別目的会社「ユーラスエナジー河津」が静岡県河津町で運営している。日本生命にとって初めての風力発電への融資となる。
 日本生命は2015〜2017年の3カ年経営計画において、3〜5年で最大1兆円の成長・新規領域への投融資を目指している。今回のユーラス河津ウインドファームへの融資はその一環で、3月22日に8億円を融資した。環境領域への投融資として風力発電プロジェクトを成長・新規領域の1つに位置付けて実施した。
 ユーラス河津ウインドファームは、ユーラスエナジーHDグループの東海地方初の大規模風力発電所だ。東伊豆町と河津町の境界にあたる三筋山の山頂付近に、出力1670kWの風力発電設備を10基設置した。出力は1万6700kWで、2015年5月に営業運転を始めた。一般家庭1万2000世帯に相当する電力が供給できる。
 CO2排出量の削減効果は年間で約2万2000tを見込む。ユーラスエナジーHDは豊田通商が60%、東京電力が40%出資し、風力発電太陽光発電事業を展開している。風力発電では国内トップシェアを誇る。日本生命は今回を機に、社会・公共性や投資の採算性を踏まえながら成長・新規領域への投融資を強化する。【日本生命保険相互会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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