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環境ニュース[国内]

大日本印刷、自然エネルギーを活用したデジタルサイネージ発売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.03.23 【情報源】企業/2016.03.16 発表

 大日本印刷(DNP)は、自然エネルギーを活用した省エネ型の防災・防犯デジタルサイネージ(電子看板)を4月1日に発売する。太陽光発電風力発電、蓄電池を組み合わせた自然エネルギーシステムと、液晶ディスプレー、電子ペーパーを搭載する。太陽光と風力で発電するハイブリッドタイプと、太陽光発電だけのスタンダードタイプを展開する。
 災害発生時は、停電などで情報を素早く入手することが難しくなる。この課題を解決するとともに、自然エネルギーの有効利用が求められることに応え、発電量や機器の耐久性などを確認する実証実験を1年間行ってきた。災害時に、緊急地震速報や避難場所の告知、被災・安否情報、交通機関の運行情報、最新ニュースなどを発信する情報ステーションになる。
 平常時はデジタルサイネージとして企業広告や地域情報などを提供する。防犯カメラも取り付けられる。平常時は自然エネルギーの発電電力と商用電源を併用し、停電時は自然エネルギーと蓄電池の電力を使う。ハイブリッドは停電後約4時間液晶ディスプレーが稼働し、電子ペーパーは自然エネルギー発電がゼロでも約3日間情報が表示できる。
 ハイブリッドは幅790mm、高さ7036mm、奥行き695mm、スタンダードは各992mm、3900mm、232mmで、太陽光発電の出力はそれぞれ144W、120W、蓄電池は2400Wh、1440Whの容量がある。液晶ディスプレーはどちらも21.5型、電子ペーパーはモノクロ9.7型となる。ハイブリッドが850万円(税別)、スタンダードは550万円(同)の本体価格を設定した。【大日本印刷(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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