一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、太陽電池パネルを供給した米国の発電所が完成、出力は計14MW

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.05 【情報源】企業/2016.06.29 発表

 ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池パネルを供給した米国中西部インディアナ州の2カ所の大規模太陽光発電所が完成し、運転を始めた。同社は昭和シェル石油の100%子会社で、太陽電池生産・販売を手掛けている。発電所は2カ所とも出力が7MW(7000kW)で、合わせて計14MW(1万4000kW)になる。それぞれ立地する郡で最大の規模となる。

 太陽光発電所はインディアナ州ビーゴ郡テレヒートとクレイ郡ブラジルに位置する。発電した電力は、米国の太陽光発電プロジェクト開発・運営会社、サイプレス・クリーク・リニューアブルズが同国電力大手に20年間売電する。どちらもソーラーフロンティアとサイプレスのパネル供給契約に基づいて開発された。

 サイプレスは、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池パネルの発電性能と経済性を評価して採用した。ソーラーフロンティア米国法人、ソーラーフロンティア・アメリカズの最高執行責任者(COO)はサイプレスについて「地域住民に対して安全でクオリティーの高い太陽光発電所を提供している」と述べている。

 インディアナ州では150MW(15万kW)の太陽光発電設備が設置され、今後5年で345MW(34万5000kW)の導入が見込まれる。同州には連邦レベルの投資税額控除などに加え、再生可能エネルギーに関する税額控除制度が複数ある。ソーラーフロンティアは、50カ国以上で3GW(3000MW=300万KW)を超える供給実績を持つ。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク