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環境ニュース[国内]

イオンモール、中国河北省にショッピングモール開店、環境技術でCO2排出量を削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.11.09 【情報源】企業/2016.11.02 発表

 イオンモールは、中国河北省に大型商業施設「イオンモール河北燕郊(えんこう)」を11月5日に開店した。同社はイオンのグループ企業で、ショッピングモールの開発・運営を手掛けている。河北省で初のイオンモール出店となる。LED(発光ダイオード)照明や太陽光発電など環境技術でCO2排出量を削減する。「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を9月10日に開き、敷地内に木を植えた。

 他のイオンモールと同様に「人と環境に配慮したモール」を目指して開発した。建物共用部の照明全てにLEDを採用した。地下駐車場の照明には車や人の通行を感知するセンサーを装備し、電力消費を抑える。太陽光発電パネルは屋上約540m2に取り付けた。85kWの出力があり、建物の照明などの電力に利用する。太陽光を活用する温水パネルも備える。

 空調には全熱交換器を導入した。全熱交換器を介して取り入れる外気の3分の1相当の量を排出し、エネルギーのロスを抑制する。建物内のエスカレーターや冷凍機は、省エネ効果が高いインバーター方式にした。排水もトイレ用に再利用する。植樹祭では1200人の地域の住民とともに、サクラ、ヒメツゲ、ベンケイソウなど6種類の苗木約6000本を植えた。

 イオンモールの環境への取り組みを分かりやすく紹介する「エコステーション」を設置して顧客の環境意識を高める。イオンモール河北燕は中国で13番目のイオンモールとなり、北京市内から東40mの経済技術開発区に位置する。地上4階、地下2階建てで約22万m2の延べ床面積がある。総合スーパー「イオン河北燕郊店」を核店舗に約200の専門店が入る。【イオンモール株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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