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環境ニュース[海外]

ドイツ 褐炭露天掘り跡地の人工湖水質調査で高い評価

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2017.03.28 【情報源】ドイツ/2017.03.15 発表

 ドイツ連邦環境庁は、褐炭の露天掘りに使用された跡地に作られた人工湖における水質に関する調査結果を公表した。調査対象となったのは、ラウジッツ地方や中部ドイツ地方、ラインランド地方にある36の人工湖であり、水中におけるプランクトン水生植物といった生態系や化学物質が評価の対象となった。その結果、生態系の潜在性について、19湖が「良い」、「大変良い」の評価を受け、無垢の生態系を持っているにも関わらず、水銀やホルモン活性トリブチルスズが水中に存在することから12湖が「中程度」、1湖は養分含有率の高さから「不可」、さらに5湖が評価不可能との結果がでた。ドイツには、500以上の露天掘り跡地があり、2018年までに、ブランデンブルク州とザクセン州は、ヨーロッパで最大規模の人工湖が存在する地域になることが見込まれている。褐炭の総合的な環境パフォーマンスも低く、発電の際に発生する粒子状物質や二酸化窒素二酸化炭素の排出量の多さが指摘されている。また、1キロワット時発電の際の環境被害額は、褐炭は約11セント、天然ガスは5セント、太陽光発電は1セント、風力発電は平均0.25セントと算出されており、褐炭からの迅速な撤退が求められている。【ドイツ連邦環境庁】

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