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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、2023年は太陽光・風力を中心に再エネ導入が急増と予測

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.06.19 【情報源】国際機関/2023.06.01 発表

国際エネルギー機関(IEA)は再生可能エネルギー市場報告(2023年6月)で、2023年の世界全体の再エネ発電設備の新規導入容量は前年より3分の1増加し、化石燃料高騰とエネルギー安全保障の懸念から特に太陽光・風力発電の導入が加速するとの予測を示した。
これによると、2023年の世界の再エネ新規導入容量は前年比107GW増(過去最大)の440GW超、再エネ発電設備容量は4,500GW(現在の中国とアメリカの全発電設備容量に相当)に達する見通し。ヨーロッパではエネルギー危機への対応として、アメリカとインドでは新たな政策措置により再エネ拡大が加速。中国は同分野での指導的地位を強化しており、2023年と2024年には世界の新規導入容量の約55%を占めるという。
電源別では、太陽光発電が2023年の再エネ新規導入容量の3分の2を占め2024年も増加。風力発電は過去数年間の低迷の後、2023年には前年比7割増(過去最高)と急回復する見込みだが、2024年の状況は政府の政策支援(認可・入札の課題への対処)次第としている。
国際エネルギー機関

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