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環境ニュース[国内]

平成19年度大気汚染状況 SPM環境基準達成率やや低下

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2008.12.15 【情報源】環境省/2008.12.12 発表

 環境省は、大気汚染防止法(大防法)に基づき実施されている、大気汚染常時監視の大気汚染測定結果を取りまとめ公表した。
 平成19年度末現在の測定局数は、全国で2,006局であり、内訳は一般環境大気測定局(一般局)が1,561局(国設局9局を含む。)、自動車排出ガス測定局(自排局)が445局(国設局10局を含む。)となっている。
 二酸化窒素(NO2)については、一般局では近年ほとんど全ての測定局で環境基準を達成しており、達成率は前年度に続き100%。自排局では94.4%(前年度90.7%)とやや改善している。濃度の年平均値の推移も、近年ゆるやかな改善傾向がみられる。
 浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準達成率は、一般局で89.5%(前年度93.0%)、自排局で88.6%(前年度92.8%)であり、一般局、自排局ともやや低下している。低下の要因として同省では、黄砂などによると考えられるとしている。
 光化学オキシダント(Ox)の環境基準達成率は、一般局で0.1%(前年度0.1%)、自排局で3.3%(前年度3.7%)であり、達成状況は依然として極めて低い水準。
 二酸化硫黄(SO2)の環境基準達成率は、一般局で99.8%、自排局で100%であり、近年ほとんど全ての測定局で環境基準を達成している。
 一酸化炭素(CO)については、一般局、自排局とも近年全ての測定局で環境基準を達成している。【環境省】

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