一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

トヨタ自動車、電力監視と遠隔操作の節電支援システムを開発、トヨタホームが販売

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.04.12 【情報源】日本/2013.04.09 発表

 トヨタ自動車は、家庭の消費電力の監視と、エアコンなどの家電がスマートフォン(高機能携帯電話)やパソコン、タブレット端末で遠隔操作できる節電生活支援システム「H2V eneli(エイチツーブイ・エネリ)」をグループのIT事業会社、トヨタメディアサービスと開発した。トヨタホームが新商品と合わせて4月27日から販売する。
 プラグインハイブリッド車(PHV)・電気自動車(EV)を家庭で充電する時のスケジュール管理や電力ピークカットを行うとともに、家庭の電力を「見える化」するツールとして展開している「H2V Manager(エイチツーブイ・マネージャー)」の機能を強化。太陽光発電の発電量・売電量のモニタリングと家電の遠隔制御などを加えた。
 分電盤の横に専用コントローラーを追加する工事で済み、データセンターとつなぐことで、家全体と特定の部屋や家電の消費電力、太陽光発電の発電量・売電量が監視できる。アダプターを設置するとエアコン、電気錠、床暖房、給湯器の湯はりの遠隔操作も可能。節電アドバイスなどメールによるコミュニケーション機能も充実させた。
 H2Vは「Home to Vehicle(家から車へ)」の略。eneliは「Enjoy Eco Life(節電ライフを楽しむ)」の「En」「E」「Li」からの造語。通信環境によって13万1460円(工事費別)からで、遠隔操作可能なタイプは対象1台の場合で16万2750円(同)から。今後、車のナビゲーションシステムから遠隔操作できるサービスも計画している。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク