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環境ニュース[海外]

大和ハウス工業、グループ最大規模のメガソーラー事業を開始、福岡県に発電所建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.04 【情報源】日本/2013.05.31 発表

 大和ハウス工業は、グループで最大規模となるメガソーラー事業を始める。福岡県宮若市の炭鉱跡地にシステム容量計約19.5MW(1万9500kW)の太陽光発電所を建設し、発電した電力を再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて九州電力に売電する。九州で7番目、福岡県で3番目の規模という。建設から運営までグループで手掛ける。
 「宮若太陽光発電所」「宮若第2太陽光発電所」「宮若第3太陽光発電所」の3カ所のメガソーラーを造る。宮若は約23haの敷地に16MW(1万6000kW)、第2は3.8haに1.9MW(1900kW)、第3は3.2haに1.5MW(1500kW)の設備を設ける。年間発電電力量は、約4224世帯分の年間消費電力量に相当する約2000万kWを予想し、年間約8億円の収入を見込む。
 宮若は7月に着工して2014年3月に完成し、第2と第3は6月に建設を始め、10月に完成する予定。大和ハウスは、事業用地を土地所有者に借りる三菱UFJリースから工事を請け負って発電所を建設し、完成後は大和ハウス100%子会社で環境・エネルギー事業の大和エネルギーが三菱UFJリースから設備を賃借してメガソーラーの運営・管理を行う。
 大和ハウスグループはこれまでに約43MW(4万3000kW)の産業用太陽光発電所を受注した。自社施設でも、北九州市若松区のひびき国際物流センター(2MW=2000kW)、北海道恵庭市の旧札幌工場(1.82MW=1820kW)などの大規模発電所を運営している。今後も太陽光をはじめ再生エネルギー発電を推進し、2015年度までに計100MW(10万kW)を目指す。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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