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環境ニュース[国内]

日立製作所、メガソーラーシステムを一括提供する事業開始、自社の所有地にも建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.05 【情報源】企業/2013.06.03 発表

 日立製作所は、機器の提供から資金調達、運営・保守までメガソーラー(大規模太陽光発電)システムを一括して提供するソリューション事業を本格的に始める。未利用地などを活用した出力1MW(1000kW)以上の太陽光発電事業を検討している自治体、企業、個人を対象に展開し、提案力強化を狙いに自社が所有する土地にもメガソーラーを建設する。
 2012年7月の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度導入後、メガソーラーの建設が急増している状況に対応した。太陽光パネルやパワーコンディショナー(電力変換器)などの設備選定や設計に加え、メガソーラーでの発電事業で必要になる許認可手続きや電力会社との連系、資金調達、運営、保守などを日立グループの総合力を生かして提供する。
 日立が自社の土地に造るメガソーラーは、茨城県日立市の2haの土地に、1.8MW(1800kW)の出力がある。7月に着工し、2014年4月の完成を予定する。さまざまな日射状況で発電効率を大幅に向上させる自社の高効率パワーコンディショナーや、負荷が低い時の効率が高い変圧器を採用する。発電した電力は固定価格買い取り制度を活用して全量売電する。
 日立はこれまで、丸紅の子会社が大分市に開発する8万1500kW(81.5MW)のメガソーラー設備や、東京電力の扇島太陽光発電所(1万3000kW=13MW)=川崎市川崎区=をはじめ、多数のメガソーラーをEPC(設計・調達・建設)契約で受注した実績がある。今後、システムを一括提供するソリューション事業を通してメガソーラーの受注拡大を図っていく。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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