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環境ニュース[国内]

パナホーム、大容量の太陽光を搭載できる賃貸住宅を商品化 物件の収益性を向上

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.25 【情報源】企業/2013.06.20 発表

 パナホームは、10kW以上の大容量の太陽光発電を搭載して収益性を大きく向上させる賃貸住宅「フィカーサ エコソレイユ」を6月21日発売した。賃貸住宅のオーナーは家賃収入に加え、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用した売電によって、比較的小規模のモデルプランでも20年間で約1400万円の収入が可能になるという。
 太陽光発電パネルそのもので屋根を構成して4月に販売を始めた一戸建て住宅「エコ・コルディス」の技術を活用した。フィカーサ エコソレイユの屋根部分は、太陽光発電パネルを全面に搭載する屋根と、といを組み込んだフレームで構成する。これまで小容量の太陽光発電パネルしか搭載できなかった賃貸住宅でも、大容量を載せられる。
 2階建て2住戸で延べ床面積138.31m2のモデルプランの場合、寄せ棟屋根で6.5kWだった設置容量が約2.5倍の約16.66kWに増加する。1万8690kWhの年間発電量で試算すると、固定価格買い取り制度の利用で20年間で1400万円、1カ月あたり約5万8000円の収入になり、オーナーにとっては月額5万8000円の部屋が1室増えたのと同じ効果がある。
 固定価格買い取り制度は、太陽光発電だと10kW以上の設備で20年間、固定価格で売電できる。2013年度の売電単価の1kWh37.8円で試算した。太陽光発電のほか、建物全体の断熱性を向上させて冷暖房効率を高め、ヒートポンプ給湯機などの省エネ設備も用意する。モデルプランは3.3m2あたり70万円台からで、初年度200棟の販売を目指す。【パナホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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