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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、九電工と再生可能エネルギー発電で提携、熊本にメガソーラー建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.20 【情報源】企業/2013.06.18 発表

 JFEエンジニアリングは、九州電力グループの九電工、リース事業のキューコーリース(福岡市中央区)と再生可能エネルギーによる発電事業で業務提携した。ノウハウを持ち寄って共同で進める。第1弾として熊本県長洲町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、発電電力の全量を九州電力に売電する。売電開始は9月を予定する。
 3社は、長洲町で最初の発電事業を行う共同出資会社「九州シャインエナジー」を2月に設立した。JFEエンジニアリングが10%、九電工が30%、キューコーリースが60%出資している。発電所建設にあたり、JFEエンジニアリングが設計・施工を手掛け、九電工は稼働後の運営とメンテナンス、キューコーリースは資産管理と資金調達を担当する。
 長洲町に建設するメガソーラーは「名石浜太陽光発電所」と呼ぶ。JFEエンジニアリングと同じJFEグループのJFE商事が所有する子会社の鋼材加工工場の有休地約1万8178m2に作り、7200枚の太陽光パネルを取り付ける。出力は1728kW(1.728MW)で、年間で一般家庭約500世帯の年間消費電力量に相当する約182万kWhの発電量を見込んでいる。
 3社は、各社の専門性を融合させるとともにそれぞれの営業ネットワークを活用して太陽光発電事業を推進し、名石浜太陽光発電所に続いて九州地区や全国各地で発電所を開発する。2015年度までに約5万kW(50MW)規模の建設を目標にした。太陽光発電だけでなく地熱発電風力発電についても発電所用地の確保や事業化の検討を共同で行う。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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