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環境ニュース[国内]

イオン、「イオンモール京都桂川」開店、環境配慮型店舗の「スマートイオン」

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.23 【情報源】企業/2014.06.18 発表

 イオンは、新しいショッピングモール「イオンモール京都桂川」を、京都市南区と京都府向日市にまたがる地域に10月17日に開店する。イオンが展開する環境配慮型店舗の「スマートイオン」として整備し、各種環境設備を導入する。全国で6モール目のスマートイオンで、開店前の9月15日に「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を開催する。
 イオンモール京都桂川は、スマートイオンの取り組みとして、従来のイオン店舗と比べてCO2排出量40%削減を目標に掲げた。LED(発光ダイオード)照明の採用や空調熱源の弾力運転など、熱源負荷の効率化によって、一般家庭約1150戸分にあたる年間4400tのCO2削減を目指す。停電時にはガスで発電して重要電源を確保し、地域の防災拠点の役割を果たす。
 太陽光発電は出力約460kWのパネルを備える。空調設備は1つの機能を複数台で構成し、滞在人数に合わせて柔軟に運転し、省エネを図る。共用部の照明と外部サインは、従来の蛍光灯などの球管に替えて、LEDを100%採用する。店舗も大半がLEDを使い、照明電力を約40%削減する。夏の電力ひっ迫時には、ガスエンジンによる発電で、ピークカットする。
 電気自動車充電器は京都府最大級の8台を用意する。植樹祭では地域の木を中心に約40種、約1万本を植える。イオンモール京都桂川は延べ床面積は約21万4000m2で、地上4階、地下1階建てのモール棟と、地上2階建てのフィットネス棟からなる。総合スーパー「イオン京都桂川」を核店舗に映画館、スポーツクラブをはじめ約220の専門店が入る。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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