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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、ニューヨークのゼロ・エネルギービルに太陽電池を納入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.12.19 【情報源】企業/2014.12.17 発表

 昭和シェル石油の100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、米国ニューヨーク州立大理工学カレッジが建設している世界最大のネット・ゼロ・エネルギービルにCIS薄膜型太陽電池モジュールを納入する。既に製品の出荷を始めていて、2015年夏の完成時には出力計2.4MW(2400kW)の規模の太陽光発電プラントになる。
 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と理工学カレッジの総額2500万ドル(約29億2500万円)に及ぶパートナーシップに基づく取り組みの一環だ。太陽光発電、照明、燃料電池、ビル・エネルギー管理システムなどの最新技術を導入し、運用、試験、デモンストレーションを行う。ビルは35万6000平方フィート(約10万6800m2)の広さがある。
 ネット・ゼロ・エネルギービルは、再生可能エネルギーや省エネで運用段階のエネルギー消費をほぼゼロにするビルを意味する。このビルは再生可能エネルギーとエネルギー効率化技術に関する実験室の役割を持つ。エネルギー効率を高い水準にするための技術開発を進め、ニューヨーク州だけでなく、世界中のビルに応用されることになる。
 ソーラーフロンティアのCIS薄膜型太陽電池モジュールは都市環境で利点があるといい、周囲の建物や隣接するモジュールによる影の影響を受けにくく、密集度の高い都市部でも多くの発電を可能にする。さらに黒を基調にしたデザインと防げん性が都市での使用に向く。ソーラーフロンティアは米国を海外展開の重要市場に位置付けている。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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