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環境ニュース[国内]

国際航業がHEMS住宅向け「電気料金プラン最適化サービス」開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.10 【情報源】企業/2015.06.04 発表

 日本アジアグループ傘下で空間情報コンサルティングの国際航業は、住宅エネルギー管理システム(HEMS)付き住宅向けに「電気料金プラン最適化サービス」を6月に始めた。千葉県佐倉市に開発されているニュータウン「ユーカリが丘」にある住宅向けだ。2016年4月に始まる電力自由化を見据え、開発を手掛ける不動産デベロッパーの山万(東京・中央区)と展開する。
 電気料金プラン最適化サービスは、アンケート形式でのモニタリングではなく、消費電力量の実測値データを活用して電気料金プランを最適化する。短期間の電力量データで年間を通じた電力消費モデルを推定し、契約可能な電気料金プランの中から最も安価なプランを判定する。太陽光や蓄電池などの設備を搭載した場合の効果も合わせて推定できる。
 山万は2011年に販売を始めたHEMS付き住宅の購入者向けに、アフターサービスの一環として行う。各家庭のHEMSから消費電力量のデータを取得し、国際航業がプランを診断して山万が家庭に提供する。2カ月間共同で事業を実施しながら、ユーカリが丘のHEMS付き住宅以外への展開を検討する。HEMS住宅以外にサービス提供するための計測機器の貸し出しも行う。
 電力自由化の市場規模は7兆5000億円とされ、既に自由化されている企業向けや、再生可能エネルギーを含む発電事業の活発化に伴い、全体で20兆円を超える電力市場の顧客獲得競争が予想される。国際航業は、電気料金プラン最適化サービスを住宅メーカーや不動産開発者に対して提供するとともに、自治体や電力小売りに参入する事業者に展開する。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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