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環境ニュース[海外]

丸紅、株主総会会場の電力にグリーン電力を使用、証書を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.06.23 【情報源】日本/2015.06.19 発表

 丸紅は、パレスホテル東京(東京・千代田区)で6月19日に開いた第91回定時株主総会の会場の電力に、環境負荷が少ないグリーン電力を使用した。株主総会をグリーン電力で賄うのは今回で4年連続6度目となる。環境付加価値を取引する「グリーン電力証書」の仕組みを活用した。同ホテルを運営するパレスホテル(同区)が同証書を購入した。
 グリーン電力は水力、風力、バイオマス、太陽光、地熱などの自然エネルギーで発電した電力で、石油や石炭など化石燃料による発電と異なり、CO2が発生しないため環境負荷が少ない。グリーン電力証書の仕組みは、自然エネルギーの省エネ、CO2排出抑制といった環境付加価値を証書として取引することで、グリーン電力を使用したとみなす。
 丸紅の株主総会でパレスホテルは、丸紅が100%出資する発電・電力会社でグリーン電力証書事業を手掛ける三峰川(みぶがわ)電力が発行する1500kWh分のグリーン電力証書を購入した。三峰川電力は小水力発電所や太陽光発電所を各地で運営している。このグリーン電力証書には2010年3月1〜31日の水力発電起源の環境付加価値があてられた。
 丸紅はこれまで2009年(第85回)、2010年(第86回)、2012年(第88回)、2013年(第89回)、2014年(第90回)の定時株主総会の電力をグリーン電力で賄い、毎回1500kWh分のグリーン電力証書を使用した。三峰川電力がグリーン電力証書の発行事業者になった2010年からは同社の証書を活用し、2012年以降はパレスホテル東京で開催している。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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