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環境ニュース[国内]

リコー、東京・銀座4丁目交差点のビル屋上広告塔電源を100%自然エネルギー化

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.07.15 【情報源】企業/2014.07.15 発表

 リコーは、自社広告塔の電源を100%自然エネルギーに切り替える。東京・銀座4丁目交差点に建つ「三愛ドリームセンタービル」の屋上に設置しているもので、太陽光発電風力発電による自家発電で点灯させる。銀座を象徴する存在になっている同ビルの広告塔を自然エネルギーにすることで、省エネを広くアピールする。8月末の完成を予定する。
 78枚のソーラーパネルと、4本の小型風車で発電する。発電した電力は48台のバッテリーに蓄積し、点灯用の電源に利用する。1日あたり平均約3万9000Wh(39kWh)の発電電力量を見込んでいる。外部の電源を使用しないため、天候によって点灯しない可能性もあるが、環境に対する企業姿勢を伝えることを目的に、100%自然エネルギーにする。
 広告塔は上下14.54m、左右26.55mの大きさで、白地に赤色の文字で「RICOH」と書かれている。下部には「100% Eco-Powered billboard」と記して、100%自然エネルギーを訴える。リコーはこれまで100%自然エネルギーの広告塔をニューヨーク、ロンドン、シドニーに設置してきた。銀座が加わってグループが事業を展開する世界4極でそろう。
 日本で2003年に、大阪市北区に自然エネルギー広告塔を設けたが、広告塔前にビルが建ったことから2011年6月に撤去した。リコーグループは広告塔以外でも自然エネルギーの活用を進めている。グリーン電力証書の購入を2002年に始め、自然エネルギー発電システムを2006年に沼津事業所(静岡県沼津市)、2011年に米国生産関連会社に導入した。【(株)リコー】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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