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環境ニュース[国内]

JAG国際エナジーが手掛けたソーラーシェアリングのメガソーラー完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.08.05 【情報源】企業/2015.07.31 発表

 日本アジアグループ傘下で太陽光発電施設開発のJAG国際エナジーが施工・監理(コンストラクションマネジメント=CM)業務を手掛けたソーラーシェアリングによるメガソーラー(大規模太陽光発電所)「沼田市利根町太陽光発電所」が群馬県沼田市に完成した。7月17日に発電を始めた。太陽光発電所の土地で発電と同時に農業も行う。
 沼田市利根町太陽光発電所は、沼田市の建設会社が事業者として土地を賃借して設けた。屋根型発電設備となり、約3万9745m2の面積に1万1040枚の太陽電池パネルを取り付けた。約1.1MW(1万1000kW)の出力がある。一般家庭約385世帯が年間に消費する電力量にあたる約139万kWhの年間発電電力量を見込んでいる。発電した電力は売電する。
 ソーラーシェアリングは、太陽光(ソーラー)を発電と農業で分け合う(シェアする)ことを意味し、農地に支柱を立てて太陽光発電施設を設置し、その下の土地で農業を実施することを指す。効率的な農地の利用で農家の経営を安定させるとともに、再生可能エネルギーの普及にもつながる。農林水産省は「営農型発電設備」と呼んでいる。
 沼田市利根町太陽光発電所が立地する土地は山林の一部で、シカの放牧地に使われていた非耕作地だった。しかし今回、ソーラーシェアリングを採用したことによって、メガソーラーの用地で大豆が栽培されることになり、農業振興にも役立つ。JAG国際エナジーはCMに加えて発電所の運営・管理も担当し、20年間の発電事業を円滑に進める。【JAG国際エナジー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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