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環境ニュース[国内]

奈良県生駒市、超小型モビリティ2台導入子育て世帯などへ普及啓発

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.12.02 【情報源】地方自治体/2015.09.18 発表

 生駒市は、自動車よりコンパクトで地域の手軽な移動手段となる1〜2人乗り程度の車両「超小型モビリティ」を公用車に導入した。乳幼児がいる家庭に保健師や助産師が訪問する「こんにちは赤ちゃん事業」などで活用し、子育て世代をはじめ多くの市民に超小型モビリティを普及啓発する。
 今回導入したのは、トヨタ車体の1人乗り電気自動車「COMS(コムス)」2台。市によると、コムスは平均的な燃費のガソリン車と比較して二酸化炭素(CO2)排出量を約60%に抑えられる。また、燃料代を48%に抑えられるほか、車検が不要で重量税や取得税もかからないため、環境にやさしいだけでなく家計にもやさしい乗り物だという。
市は国の「環境モデル都市」として、2050年度に温室効果ガス排出量を06年度比70%削減という目標を掲げている。 その取り組みの柱の1つに「交通」を挙げており、単に環境にやさしいだけでなく少子高齢化を見据えた将来的な交通のあり方を検討している。
 小紫雅史市長は、「市内の高齢者世帯、子育て世帯へのモビリティの普及やモビリティを活用した買い物支援サービスの可能性について検討していく」と語った。環境経済部環境モデル都市推進課 TEL:0743-74-1111【奈良県生駒市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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