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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、福島に開発のメガソーラーが送電開始、自社遊休地活用4カ所目

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.07.23 【情報源】企業/2014.07.18 発表

 JX日鉱日石エネルギーが福島県いわき市に開発した大規模太陽光発電所「いわきメガソーラー発電所」が、7月17日に送電を始めた。自社の遊休地を活用して展開している太陽光発電事業の4カ所目で、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東北電力に売電する。
 いわきメガソーラー発電所は、2001年に閉鎖した小名浜油槽所の跡地に造った。跡地はこれまで特に利用していなかったという。2万m2(2ha)の敷地面積に、発電出力1MW(1000kW)の設備を取り付けた。年間110万kWhの発電電力量を見込んでいる。これは一般家庭200世帯の年間消費電力量に相当する。
 JXエネルギーは、同固定価格買い取り制度が2012年に施行されたことを受け、創エネ事業の一環でグループの遊休地を使った太陽光発電事業を実施している。従来の電力会社向けの電力卸供給や一般企業向けの電力小売り事業に加え、太陽光発電の取り組みを推進して「エネルギー変換企業」を目指す。
 既に宮城県多賀城市の「仙台メガソーラー発電所」(1.0MW=1000kW)、山口県下松市の「下松メガソーラー発電所」(1.8MW=1800kW)、茨城県かすみがうら市の「かすみがうらメガソーラー発電所」(2.0MW=2000kW)が送電を始めている。2015年3月までに計9カ所約27MW(2万7000kW)の稼働を計画する。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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