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環境ニュース[国内]

日立製作所、千葉県東金市の大規模太陽光発電所が完成、商用運転開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.12.10 【情報源】企業/2014.12.08 発表

 日立製作所が、グループで金融サービスの日立キャピタルと千葉県東金市(一部大網白里市)に開発した大規模太陽光発電所「日立東金第一・第二太陽光発電所」が完成し、商用運転を始めた。この発電所の運営を通じ、顧客への提案の強化を図る。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東京電力に全量売電する。
 日立東金第一・第二太陽光発電所は、日立が設計・調達・建設(EPC)を手掛けた。発電事業は日立キャピタルが行う。敷地面積は約12haで、約5.2MW(5200kW)の発電出力がある。一般家庭約1500世帯分の年間消費電力量に相当する約527万kWh年間発電電力量を予想している。日立と日立キャピタルが進める太陽光発電ソリューションに役立てる。
 両社は大規模太陽光発電システムの導入を検討する自治体や企業に、資金調達からEPC、運営・保守まで一括提供する事業を2013年度に始めた。日立東金第一・第二太陽光発電所でシステムの品質や信頼性、事業性の評価制度を高める。日立キャピタルは再生可能エネルギー事業を推進し、総発電容量は10月末で累計234MW(23万4000kW)に達している。
 日立は大規模太陽光発電システムを構成する重要機器のパワーコンディショナー(電流変換器)、変圧器、遮断器や、運転を監視するシステム、発電量などを計測するシステムを展開する。東京電力の13MW(1万3000kW)システムをはじめ多くの実績があり、今後も大規模太陽発電システムを一括でまとめられる強みを生かして積極的に事業を行う。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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