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環境ニュース[国内]

住友ゴム工業、中国の製造子会社に太陽光発電システムを設置、海外拠点で初

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.09.01 【情報源】企業/2015.08.28 発表

 住友ゴム工業は、中国・広東省中山市の情報機器用精密ゴム製造子会社、中山住膠精密橡膠の工場に太陽光発電システムを設置した。本格稼働を8月3日に始めた。海外の拠点で初めてとなり、環境負荷低減につなげる。発電した電力は工場内で使用するほか、外部に一部を売電する。
 工場の屋根約5000m2に800枚の太陽電池モジュールを取り付けた。200kWの出力があり、年間で約20万kWhの発電電力量を見込んでいる。2014年11月に中国政府から再生可能エネルギー発電設備の認定を受け、2015年6月末に太陽光発電システムを設置し、8月3日に本格運転を開始した。
 中山住膠精密橡膠の太陽光発電システムは住友ゴムグループが取り組む環境負荷低減の一環として設け、中国での自然エネルギー普及・拡大に貢献する。グループの国内外の工場では、燃料を従来の重油から、CO2排出量が少ないLNG液化天然ガス)などに転換する施策も進めている。
 住友ゴムは環境先進企業として環境省から「エコ・ファースト企業」に認定されていて、燃料転換のほか国内外の主要製造拠点でゼロエミッション廃棄物ゼロ)を達成するなど、さまざまな面で環境負荷低減を推進している。製品では低燃費タイヤの展開を通して環境負荷を抑える。【住友ゴム工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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