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環境ニュース[国内]

東芝、下水処理施設から発生する消化ガスのCO2を藻類の培養に活用する検証を開始

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2016.02.25 【情報源】企業/2016.02.17 発表

 東芝は、下水処理施設から発生する消化ガス(バイオガス)中のCO2を藻類の培養に有効活用する検証を2月17日に始めた。佐賀市の同市下水浄化センターに完成した実証施設で行い、年度中をめどにバイオマス由来のCO2による藻類の栽培効果を調べる。同事業は、国土交通省の「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」に採択された。
 「バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業」として採択された。下水処理施設から発生する、これまで使われていなかった消化ガス中のCO2を高濃度で分解・回収して藻類の培養に活用する。併せて、微細藻類「ユーグレナ」を始めとする藻類の培養に必要な栄養源に、脱水分離液を利用することを検証する。ユーグレナは多くの栄養素を含み、飼料になる。
 完成した実証施設は、下水処理場のガスからCO2とメタンを分離するCO2分離・回収設備と藻類培養施設で構成する。CO2分離・回収設備は東芝が開発し、純度の高いCO2と高純度のメタンが同時に回収できる。回収したCO2はCO2分離・回収設備に隣接する藻類培養施設に運び、ユーグレナの栽培に利用する。メタンは将来的に発電への活用などを検討する。
 実証事業は東芝を代表企業に佐賀市を含む6社・団体で3月まで実施し、東芝が全体の取りまとめとCO2分離・回収設備の設計施工、維持管理、実証試験を担当する。藻類を培養する設備の設計施工と実証試験は、微細藻類関連事業のユーグレナが手掛ける。東芝は実証事業を通じ、下水処理施設の未利用資源の有効活用と新しい高付加価値資源づくりを目指す。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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