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環境ニュース[国内]

神戸市 洋菓子残渣でバイオガス発生 年度内にも実証実験開始予定

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2011.07.22 【情報源】地方自治体/2011.05.26 発表

 下水汚泥を原料としたバイオガスの精製に取り組む神戸市は、5月26日、新たに洋菓子などの残渣や間伐材のチップを汚泥に混ぜ、バイオガスの発生量を増加させる「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」に乗り出すと発表した。国土交通省の下水道革新的技術実証事業として年度内にも実証実験を始める予定。
 市は2004年にバイオガスの自動車燃料などへの利用を始めた。昨年10月には、東灘処理場(同市東灘区)でバイオガスを都市ガスの導管に注入し、一般家庭に供給する全国で初の試みに着手。現在、2000世帯に供給している。
 同プロジェクトは、バイオガスの供給拡大が目的。地域で未利用のまま排出される食品や木質などのバイオマス下水処理場の汚泥に混ぜ合わせて一緒に発酵させる仕組みで、発生したガスは既存の都市ガス施設から家庭に供給される。糖分を多く含む洋菓子の残渣などスイーツバイオや、間伐材などのグリーンバイオが汚泥との混合に適しており、今回使用するバイオマスに選ばれた。 建設局下水道河川部経営管理課 TEL:078-322-5440 【神戸市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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